この愛の行方は

岸優太くんとふぉ〜ゆ〜に夢中なジャニヲタの日記兼人生のメモ帳

【まさかのSHOWBOY】アイプチ依存が治った話

※10年かかって二重まぶたじゃない自分を許せるようになった話っていう見た目で悩んでた学生時代の自分に見せてあげたい的な真面目な記事を途中まで書いてました。

 

 

コンプレックスはありますか?

私の場合は"目"でした。幼少期から一人娘だったので可愛い可愛いと言われ、いじめとはわりと無縁な優しい地域社会で育った私が自分が可愛くないと気づいたのは中学生でした。

学校で可愛いと言われるのは100%ぱっちり二重で髪がさらさらの女の子、くるくる天パにどう見ても一重まぶたの私はその対象ではありませんでした。

髪の毛は自分ではわりと気に入っていたので何と言われてもあまり気にならなかったのですが、目については自分でも気に入ってなかったので、「○○って一重だよね〜」ってマウントとってくる女子や頼んでもないのに「お前よりも俺の方が目でかくねww」って言ってくる男子、「目ぇ小さくねww見えてる?」お前の右目についてる目くそまで見えてますけど?人の顔面指摘する前に自分の顔見直してこい!

…取り乱しました

まあ中学生のピュアピュアだった私は表では笑いながらもわりと傷ついてました。

そしてその反動で自分の売りは真面目でいい子ってところしかない!!!!と思い込み、優等生すぎる優等生を演じていました。

そんな私の転機は高校受験です。優等生でいることに疲れた私はこれまでの自分のことを知る人がいない学校に進学することを決意、いわゆる高校デビューです。

親とは落ちない限り公立高校と約束していたので他県の学校は無理、その結果選んだのは通学に往復3時間かかるのに何故か学区内の高校でした。そこそこの偏差値が必要なのといかんせん遠いことを理由に毎年うちの中学から行く人は一桁と担任から言質もとり、この高校に決めました。

そして無事に合格、春休みに 二重まぶた なり方 と検索してでてきたのがアイプチ(純粋培養の田舎の中学生は知らなかった)これが私を何年も依存してしまったアイプチとの因縁の出会いです、、、(大げさ)

初めて買ったのは、どこにでも売ってるピンクの1000円以下のやつ。初めてうまくできた時、自分の顔がすごく可愛く見えて、二重にしただけなのにこんなに変わるんだ!って感動したのを覚えています。

わりと器用だったのでまじで自然にできていたと当時は思っていたし、通学時に会う同じ中学の友人からも「すご〜い!言われないと気づかなかった!」なんて言われてましたが、今ではそれも嘘のように感じてます、気を遣わせてごめんね

アイプチのおかげで高校デビューはわりと成功、それまでの優等生キャラも捨てました。ブスいじりをされていた私が可愛いなんておだて上げられ、彼氏もできて、部活の先輩からも可愛がられて人生薔薇色!有頂天でした。

しかし、アイプチであることは誰にも言えず、本当は可愛くない自分を知られてしまうことがとても怖かったです。

何も気にせず目を閉じれる友達が羨ましかったし、中学の卒アル見せて〜と言われても、誰にも見せられなかったし自分でも見れなくて、雨の日は取れたらどうしようって恐怖で、誰にもバレないようにいつもポケットにアイプチを常備してトイレの個室で必死に直すのがみじめで仕方ありませんでした。高校生ながら私このまま一生アイプチし続けるのかな…って将来にも悲観的になって…部活の合宿も修学旅行も常に目に意識があって本当にバレないように必死でした。

 

そして大学、化粧をするようになってもアイプチはやめられませんでした。3年間毎日アイプチを使い続けた結果、まぶたはボロボロ、高くて粘着力のあるアイプチじゃないと使えなくなってきて、YouTubeでアイプチのレビュー動画をひたすら見まくってました。

一重用のメイク動画もたくさん見てやってみたけど、二重の自分には敵わない

大学は圧倒的に女子が多くて年頃の可愛い女の子ばかりの中でコンプレックスは深まっていきました。でもアイプチ使ってるからこそ「この子アイプチ使ってるな〜」「メザイクやってんな〜」っていうのにも敏感になり、みんなやってるんだ!っていう安心感と自分もバレてるだろうっていう不安感でいっぱいでした。

すごく覚えてるんですけど、当時仲良かった3人で話していて、

重め一重のAちゃん「可愛くなったら彼氏できるかな〜化粧もっとちゃんとすべき?」

ナチュラル二重Bちゃん「そうだよ〜!アイプチとかしたら?雰囲気変わるかもよ?」

Aちゃん「私は取れかけてたり超不自然でみっともないの嫌だから」(マジトーン私の顔ガン見)

この時の凍った空気すごかった笑

Aちゃんの地雷をBちゃんに踏まれ、なぜか私が爆発するっていう…

この時なんにも言わなかったんですが、「アイプチなんてただの化粧なのに可愛くなる努力や根性が足りてないんだよ」って心の中では見下してました、正直。

あと印象に残っているのは教育実習、教員になれる資質はない、と思っていたので数週間をうまく乗り切るために毎朝早起きして死ぬ気で化粧していました。"○○先生と○○先生は話も面白いし可愛いから授業ちゃんと聞く♡"

人から自分がどう見られるかに敏感な思春期ってこういうことなのかと嫌でも実感して、中高の記憶がフラッシュバックしました。

 

大学時代は周りのアイプチ人口が増えたこととバレたことで使ってることへの罪悪感が減って少し気が楽になりました。

 

そして大学卒業前…整形を検討し始めます。

国家試験が終わった途端に、整形経験者のYouTubeを見て整形体験談アプリを入れて各クリニックの値段や口コミ、ダウンタイムをまとめた表を作成

しかしカウンセリングの前日にみた埋没法の施術風景に驚愕、恐ろしくなって号泣

一重まぶたで生まれただけでこんな恐ろしいことをしないと行けないのかと夜中ベットで一人泣いてました。就職前の不安も重なってかなり不安定な状態になり、整形を断念しました。

 

今思えば、学生時代って、周りはみんな同世代、女子大生と一括りにされていて、なんとなくみんなと同じでないといけない、みたいな同調圧力を感じていたのかもしれません。

でも社会人になって初めて所属が年齢や性別でくくられなくなった時、なんか馬鹿らしいなって思いました。

誰かが言ってた"古着とか青文字系の服って顔がいい人が着るからおしゃれになるんだよね〜"に縛られて本当に好きな服を着ないこと

目の上に線が一本入ってるか入ってないかで自分の顔を嫌いになること

別によくなぁい!?(心の中のJKふぉゆ)

 

 

こういう考え方を手にした結果、社会人1年目の秋からアイプチはやめました。今は自分が好きな服を着て、自分が好きなメイクをして、自分の好きなことをしてます。

超人生幸福度上がりました!

なんか急に宗教の勧誘みたい笑

 

…この先あながち間違ってないかもしれません

 

底辺だったわたしの自己肯定感をぐっと高めてくれて、こういう考え方になれたのは夏に見たSHOW BOYの影響がすごく大きい気がしてます。

劇中のセリフで2つ特に大好きなものがあります。

1つ目は"もったいないことしよう"

2つ目は"Nobody’s perfect!"

 

人の物差しで自分を測って、こうしなくちゃいけない、これが正解!そういうことじゃなくて、自分が好き!自分の物差しで大正解なら、たとえそれがもったいないことでもいいやん?って今は思ってます。

それから、人の正解が自分の正解じゃなくなった時、完璧じゃない自分も好きになれました。

仕事で失敗した時、人の言葉に落ち込んだ時、いつも私の中の支配人が手を叩きながら"No body’s perfect!完璧な人なんていないわ"って励ましてくれます。

だいたいジャニーズの中でも超アウトロー、敗者復活戦しながら道無き道を進んで、それを自分たちで正解にしてきた完璧じゃないアバンギャルドなお兄さんたちが大好きな私が、完璧じゃない自分を好きになれないわけなくない???

 

自分語りからだらだらと書いてきました、最終的な終着点が予想外で驚いてます笑

 

何が言いたいかっていうと

二重じゃない自分や自分の見た目に絶望してるみんな!特にこの先どうしよう!って思ってる人!私もそうでした!でも!なんとかなる!なるようになる!助けてくれるのは整形かもしれないし、友達や恋人かもしれないし、アイドルかもしれない!きっと大丈夫です!

ってことと

ふぉ〜ゆ〜好きになって幸せです!

ってことと

SHOW BOY再演のお知らせはまだですか!?

ってことです!

 

てっとり早く幸せになりたいみなさんには『ふぉ〜ゆ〜ラインライブる〜るるる〜』がおすすめですのでこちらもどうぞ!!!!!

おすすめは9/19と1/13です!!!!

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