この愛の行方は

岸優太くんとふぉ〜ゆ〜に夢中なジャニヲタの日記兼人生のメモ帳

ジャニオタ10000字(セルフ)インタビュー〜岸優太担・ふぉ〜ゆ〜辰巳雄大担みさとぅ~さん編〜

自粛期間に"ジャニオタ10000字インタビュー"というはてブロを読み、私も書きたい!!!!と思って構想3ヶ月、執筆100日、ようやく形になりました。

riiicco.hatenablog.com

 

scapyf21o.hatenablog.com

 

こちらのブログがきっかけです。参考にさせていただいているところもあります。そしてとても素敵なので是非読んでください。

 

それでは1万字といいつつ1万5千字近いインタビュー(セルフ)スタート!!!!

 

☆★☆★☆

 

ジャニオタ10000字インタビュー。

ジャニオタの数だけ、想いがある。一人のジャニオタにスポットを当て、ジャニオタ歴とともに、彼女たちの熱い想いを10000字でお届けします。

 

今回は、King & Prince岸優太さん、ふぉ〜ゆ〜辰巳雄大さんのファン、みさとぅ〜さんにお話を伺いました。

 

嵐から"好き"を共有する楽しさを教えてもらいました。

 

---まず最初に担当と担当歴、ジャニヲタ歴を教えてください。

 現在の担当は岸優太くん、辰巳雄大くんです。岸くんは担当歴7年、辰巳くんは3年程です。ジャニヲタ歴は13年、小学5年生からですが、途中女子ドル界隈にハマり、所謂出戻りオタクです。

 

---なるほど。小学5年生のみさとぅ〜さんの心を掴んだジャニーズは一体だれなんですか?

 初めて好きになったジャニーズは嵐の櫻井翔くんです。きっかけは友人でした。当時嵐は爆発的に人気がでた頃で国民的アイドルに手が届きかけているような時だったと思います。クラスの女子の話題は嵐の宿題くんひみつの嵐ちゃんばかりで、嵐の中で誰が好きなのか、がベーシックに話題に上がっていて…だから最初は嵐が好きで…というよりとクラスの話題についていくために好きになった、という方が正しいかもしれません。放課後誰かの家に集まって嵐のコンサートのDVDを観たり、録画していたバラエティを観たり…その時間が楽しくて嵐が大好きになりました。

 

---変わらぬ嵐の人気が伺えますね。

本当に。当時から10年以上経っていますが、過去の人にならず、勢いが衰えることもなく、ずっと第一線で活躍する嵐は担当という概念を越えて唯一無二の存在です。昨年活動休止を発表した際に改めて気づかされたのですが、私が小学生から社会人になって、嵐以外のアイドルを好きになったり、ジャニーズから離れたり、その間も嵐はずっと嵐でいてくれた、そのことに尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

当時の友達と会うと今でも"あの時楽しかったね〜〜"と話します。中学校や習い事など新しい環境に行っても"嵐が好き"と言えばすぐに友達ができました。私の世代にとって嵐は"共通言語"だったんだと思います。

 

---嵐から受けた影響はそれほど大きかったんですね。その中で櫻井翔さんを好きになったのはなぜだったんでしょうか。

完全にフィーリングです。友達の家で嵐という存在を認識してこの中で誰が好き?と聞かれた時に迷わず櫻井翔くんを選びました。顔がタイプだったのかなあとも思うんですが、インテリ、言葉選び、考え方がどんぴしゃで昔から変わらない私の好きな男性のタイプです。きっと小学生ながらビビッときたんだと思います(笑)

 

---まさに初恋のような話ですね。その後コンサートにも足を運ぶようになったんですか?

それが地方田舎の子どもだった私にコンサートに行く機会はなかなかありませんでした。母はKinKi Kidsのファンですし、一応5大都市にすんではいるのでお願いしたら連れて行ってもらえた気もしますが、当時生で観たいという気持ちはそんなになかったんです。周りで行ってる子も少なかったので、毎日のようにテレビで会える嵐に満足していました。

 

---意外ですね!今すごく現場に通っているだけに驚きました。

その反動で今の現場派な一面があるのかも(笑)テレビで観ていた時間が長いので大学生になって自分でファンクラブに入り、初対面を果たした今でも嵐って不思議な存在というか、実在するんだ!目の前にいるのが半信半疑!みたいな気持ちになります。嵐ってみんな親しみやすいキャラクターだし、まさに国民的だけど、すごく遠い存在で、その距離感が私にはちょうどいい、だから年1回地元公演で会えるか会えないか、後は画面の中にいる人。それだけで十分満足です。

 

---2020年いっぱいで活動休止を発表している嵐。伝えたいことはありますか?

感謝しかありません。今までの人生ずっと嵐という存在が心の中にありました。特に挫けそうな時、辛い時、将来が不安な時、嵐の曲やその存在にいつも助けられました。嵐が活動休止になってもそれは変わらないと思います。私結婚もしていないのに自分の子どもにも嵐の曲を聴かせて育てたいと思っていて…大げさかもしれないけど、それだけ私にとって大きな存在です。20年間どんな時も嵐でいてくれてありがとう。

 

気づいたら岸優太くんしか見えなくなっていたんです。

 

---国民的アイドル嵐からまだ見ぬ未来のスター、ジャニーズJr.へ。どんな経緯でおりていったんですか。

嵐が大好きだったんですが、中学生の時に勉強部活塾習い事というハードスケジュールに負けて追いきれなくなります。あと、KARAや少女時代など当時流行していたK-POPにハマったのもひとつの原因です。世界が広がり、正直な言い方をすると"飽き"もあったと思います。ここで一旦ジャニーズを離れたんです。 

 

---わかります。私も同世代なので、あの時のK-POPの勢いはすごかった!

ですよね〜!学校の話題もジャニーズ、嵐一択からK-POPLDH、アニメと分かれていって分化する感じ?今もなんですが、私別界隈のオタクと話すの好きなんです!そうやっていろんな人と話しているうちにK-POPのガールズグループやAKB48とか女性アイドルにハマっていました。フリコピなんかもしちゃって(笑)人生初コンサートもKARA、高校受験のご褒美にチケットを買ってもらって友達と行きました!

 

---え!?ジャニーズじゃないんですね!

実はそうなんです(笑)母に尋ねると物心つく前KinKi Kidsのコンサートに連れて行ってくれてたみたいなんですが、全然記憶になくって…。あの時の自分覚えといて!!!!って感じなんですけどね(笑)チケット代はバイトもできない高校生としては決して安いものではなかったんですが、すごく楽しかったので、年1のご褒美くらいで行きたいな〜と思いました。嵐のコンサートも大学生になったらファンクラブ入って絶対行く!って思いましたね。

 

---別界隈を経てどんな経緯でジャニーズに戻ってきたんですか?

2つきっかけがあって1つはキスマイBUSAIKU!?です。高校デビューするために家から1時間以上離れた高校に無理やり電車通学していたこともあり、今までの人生で1番時間がなかったのが高校時代です。それもあってテレビを観る時間は食事中と日曜日の午前中くらい、全部1.3倍速で観てました(笑)キスマイBUSAIKU!?SNSから拾ってきた友人が広めて部活で大流行、小学生の頃嵐で誰がいい?と話していたように今週の宮っちやばかったよねwwwとかガヤさんは安定だわ〜とか好き勝手言ってました。宮田くんが給湯室で壁ドンする回は笑いすぎて鮮明に覚えています。あと、塾の先生と生徒のシチュエーションのやつとか…みんなで部室でキャーキャー言ってましたね(笑)当時の音楽番組を観ると、キスマイは前の3人と後ろの4人、格差売りされていて子どもながらに可哀想…と思っていたし、キスマイ自体のブサイク扱いにもモヤモヤもしていました。

でも、この時、番組の時間帯が早くなったりネット局が広がったり…少しずつ状況が変化していきました。その少しがとても嬉しくて…中居さんの提案で舞祭組を組むことになり、4人だけで音楽番組にでた時はTVの前でドキドキしながら観ました。今思うとこの時初めてアイドルにもらってばかりだった私がなにかしてあげたい、応援したい、という気持ちを持ちました。

 

---嵐の好きとは違う感情ですか?

そうなんです。説明するのが難しいんですが、嵐からはいつも元気や勇気、楽しさなどもらってばかりでお金という対価以外何もあげられなかったし、それが当たり前だと思っていました。

でもキスマイは時間帯あがったね!嬉しい!スポットライトがようやく当たったね!嬉しい!みたいに感情をシェアしていて、その時期のキスマイを観ていたので、そういう関係もあるんだなぁと新発見でした。

 

---キスマイ担の狩りは今でも有名ですよね、そしてアイドルを応援する、という感覚をここで掴んだんですね。

かといってキスマイに何かできたわけではないのですが…でも、すごくいい関係だなあと思ったし、その後の自分のジャニオタスタンスに大きな影響を与えたと思います。

 

---2つのきっかけ、もう1つはなんですか。

EndlessSHOCKを観たことです。地元博多座に初上陸、何度も観ていますが、初見の衝撃が今でも忘れられません。

お目当てがいない人がSHOCKを観たら大体の人が堂本光一さんに釘付けになると思うんです。私も1回目はそうで、でも2回目見た時に岸優太くんの存在に気づきました。岸くんは幼く見えて年下かな?くらい思っていました。こんなすごい舞台にこんな若い子がでてるのすごい!と驚きました。全然垢抜けてなくて、めちゃくちゃ一生懸命で顔をぐしゃぐしゃにして泣いていたのがすごく印象に残っていて、終演後帰りの電車の中でパンフレットで名前を探しました。

 

---それで岸さんに落ちた…と

そうですね、この時点では"転げ落ちるみたいに加速して"というよりはじわじわ気になってる、みたいな状態で友達にも最近気になってる子いるんだよね〜くらいの熱量で、暇な時にちょっと調べるくらいの感じ。でもその時は突然きました。

MステにSexyZoneが出演していたのを見ていて…曲は"King&Queen&Joker"でした。マジックみたいな演出で…そこに岸くんがバックでついてました。なんとなく観ていたのですが、"ん?これ岸くんじゃない?"という状態から"岸くんだ!かっこいい!"みたいに気持ちがどんどん昂っていくのを感じました。キラッキラの世界の中たっくさんJr.がでている中で岸くんが光って見えたというか、岸くんにしか目が行かなくて、映らない瞬間も岸くんを探していました。Jr.の中では一番いい位置にいたので、岸くんを見つけるのはたぶんイージーだったと思うんですが、この時はこんなたくさん人がいる中で岸くん見つけられるなんて私相当好きやん!って自覚をして、岸担としての自分が誕生しました。

 

---おめでとうございます!初めてのJr.担いかがでしたか?

最初は本当に楽しかったです。小学生の時一緒に嵐にキャーキャー言ってた友達の一人が田中樹くんを応援していて、その子に話していろいろ教えてもらいました。あとは岸くんの情報発信しているブログを書いてた方と仲良くなって過去のJJLとかこっちで流れてないガムシャラ!送ってもらったり…周りにも恵まれました。

しかも当時ちょうど"近キョリ恋愛 season zero"も放送されている時期だったので最高でしたね。近キョリは、とにかく絶滅危惧種的いいやつな恋をするけど報われない奏多にスーパーきゅんきゅんしました。そしてずっと映像が綺麗、ロケも多くて自然光の中の岸くんや顕嵐くんが本当に素敵に撮られているなぁと今見ても思います。今は筋肉で表紙飾ったりしてますけど、心配になるくらい痩せていて、十代だからこその儚い不安定な美しさが詰まってます。デビューしてから好きになった人にもぜひDVDで見てほしい…!部活の仲間役に他のJr.も出ていたのでオフショもメイキングもいつも楽しそうで幸せでした。たぶん初めてのキスシーンもこれだと思うんですが、んんんん本当によかった!

 

---語彙力がなくなるほどよかったんですね(笑)

奏多が死んだ日なんてボロッボロに号泣しましたよね。友達にも薦めて…手帳にセリフ書いたりしてました(笑)後半になるともうすぐ終わっちゃう…終わってほしくない…ってひたすら言ってました。またあんなドラマがみたいです。

 

---岸担としての最初の現場はいつでしたか?

2014年12月のガムシャラJ'sParty vol.6です。大学入試の後に行きました。

 

---初現場から濃いですね(笑)入試の後の初現場はいかがでしたか?

そうなんですよ。ちょっと記憶が曖昧なのですが、入試の日程が先に決まっていてその後岸くんが出ることがわかって、え!どうせ東京に行くなら行きたい!今しかない!と思って、既に指定校で進路が決まっていた前述の樹担のお友達に連絡したらチケットを探してくれて、無事に行くことができました。東京なんて修学旅行や部活の遠征くらいでしか行ったことがない田舎者だったのですごくドキドキしたのを覚えています。入試も緊張したけど、それ以上に緊張したかも(笑)あと、その日玄樹くんの大学合格しましたー!の報告があってタイムリーすぎて笑っちゃいました。私受けてきたよ(笑)みたいな(笑)

その日の出演者はPrinceとSixTONES、当時は正式なグループ名はなくて、じくいわきしとバカレアって感じだったかな?スタンディングだったんですけど、わりといい場所ですごく楽しくて!!!ずっと画面越しだった人が目の前で生きてる!!!!顔ちっさ!!!!目ぇでか!!!みたいな感じでテンションあがりっぱなしでした。SHOCKとは違うアイドルの生岸優太に大興奮でしたね。この時に岸くんの歌めちゃくちゃ好きだなぁと実感しました。甘いんですよね、声が。あと、全員からいじられまくって愛されキャラってこういう人のことを言うんだなあと。

一緒に入った樹担の友人が、"バックダンサーだとしてもステージに樹がいたら違う人が目の前に来ても気づかないくらい樹しか観てないし、メインの衣装すら覚えてない"って言ってて、いやいやそんなことないだろうwって笑ってたんですけど、本っ当にそうで、お互い同じステージを観ていたとは思えないくらい感想が合わなかったです(笑)岸くんしか見えない、そんな時期でした。

 

---若さとパワーを感じます。今まで岸担として入った現場で思い出に残っているものを選ぶとしたらなんですか?

選びきれないです!舞台部門、バック部門、メイン部門で選んでもいいですか!?

舞台部門は2016年のジャニーズフューチャーワールド、地元博多座で岸くんに会える喜び…お誕生日公演に入れたこともすごく貴重で嬉しかったです。でもそれ以上に舞台の完成度も高くて、満足でした。ジャニーズワールドシリーズといえば大量のJr.豪華絢爛なトンチキ演出が代名詞だと思うんですが、地方それも九州ということで、少数精鋭Jr.、先輩は内くんと楽器パートの2人だけ、そんな中で14人で作る舞台が本当に素晴らしかったです。毎公演緊張感があって全員が切磋琢磨しているのが伝わってきました。関西Jr.も入ったことでみんなギラギラしていた気がします。帝劇に比べたら人数や舞台装置が減る分演出も少なくなる、でもそれを補って超える出演者の気合いが印象的です。

バック部門はウェルセクツアー(2016年 Welcome to SexyZone)、バックはPrinceとSixTONESでした。セク鬱期の終わりが見えたのも嬉しかったですね、仲良しのメンバーで回るツアーがすごく楽しそうで毎公演レポ楽しみにしてました。このコンサートで初めてファンサらしいファンサをもらったのも思い出深くって、岸くんのファンサってある意味超平等っていうかドライでばーって量産していく感じでこの頃ファンからは点呼って言われてました(笑)それもあってあんまりファンサ!ほしい!って感じじゃなかったんですけど、いざもらえると超嬉しかったです。

メイン部門は2015年のサマステです。エモくてびしゃびしゃに泣きました。正直セクボへの未練もあったのですが、勢いとか成長とか…このメンバーやもらった楽曲にパワーを感じて、あぁ岸くんの居場所はキンプリなんだなあと担当歴浅いながら思いました。VS公演も私にとってはJr.担の夏といえばです。歌って踊ってくれればいいJr.がバスケやインラインスケートなど専門外のことに挑戦して披露する感じ、すごくジャニーズっぽいですよね、与えられた場で頑張るってこういうことなんだって思いました。青春感じたし、今まで絡んでなかったメンバーも観ることができてこの辺からもうジャニーズJr.みんな絶対幸せになってね(号泣)みたいなスタンスでDDしてました。アンコールのみんなで歌うガムシャララがすんごい泣けるんです。

 

"いつかこの景色もあの蜃気楼のようにユラユラと静かに消えてゆくけど"

 

---先程"最初は"本当に楽しかったとおっしゃってましたが…

そうですね…担当だけ観て応援してたらずっと楽しかったと思うんですが、Jr.まるっとみんな好きになったことやJr.界隈独特の空気感に疲れはありました。たっくさんいるジャニーズJr.でデビューできるのはひとつまみ、気づいたら辞めてる子も多くてそれが辛かったです。あと、今年バレーデビューだよね!と気合い入れてたら誰もしなかったり、やっとの思いで名前がついたユニットが急に活動しなくなったり、とにかく不安定でした。でも、不安定よりもしんどかったのは閉塞感かもしれません。Jr.祭りとか大きな現場がある時毎回デビュー発表あるかもしれない、とドキドキして結果ない、みたいなのが続きました。ユニットはたくさんあってJr.も成熟しているのに誰もデビューできない、本当に誰でもいいからデビューしてくれ、ってキンプリデビューが決まるまではひたすら思ってましたね。岸くんが頑張ってるから私も頑張ろう!と岸くんのおかげでポジティブなれる気持ちと、いつまでこの状態で耐えればいいの?これ以上何をしたらデビューにこぎつけるの?それまでに岸くんは辞めずにいてくれる?っていうネガティブな気持ちでアイドルに元気もらって勝手にアイドルに落ち込ませられるっていう状態でした。

 

---ただ好きなだけではなく応援してるからの苦悩があったんですね。

後々ジャニーさんはデビューにこだわらなくてもいい、今だってコンサートも舞台もしてるじゃないみたいなことを話していたと知りました。冷静に考えるとCDが売れなくなっているこの時代にCDデビュー目指すということに疑問もあります。でもそういう問題じゃないというか、当時Jr.のまとめ役をしていた安井謙太郎くんが"ジャニーズJr.は確かな存在じゃないから確かな存在になれるようにがんばります。"と言っていてそれが全てだなあと思います。なかったことにされるのが怖かった。

 

---そんな状況を打破した念願のCDデビュー、いかがでしたか?

信じられなかったし嬉しかったです。何度もニュースを観て噛み締めました。辰巳くんの主演舞台を見にちょうど上京していたタイミングで、友達とも共有できて幸せでした。この上京は一生忘れないと思いますね。

周りのジャニーズファンからは次絶対キンプリだと思った!と言われましたが、私はそうだとは思ってなかったので。Mr.Kingだけでデビューする気もしてたし、若くて勢いのあったHiBがフレッシュにデビューするのも想像していました。デビュー発表の時の番協もB少年かなあって思ってました。あとKing+HiB選抜とか…。

だからやっとたどり着いたデビューにとにかくホッとしました。音楽番組、バラエティ、特番などのメディア露出はもちろん、ふとしたところで流れているBGMがシンデレラガールだったり、ジャニヲタじゃない友達から聴いたよ〜って言われたり、カラオケで歌ったり、些細なことで"デビューおめでとう"と何回も心の中で言いましたね。発売日が教育実習期間で生徒とキンプリの話をしたのもいい思い出です。あと、成人式に紫の振袖を着て、"岸くんカラーだなぁ"なんて一人で思っていたのですが、2年後の卒業式、同じ振袖と袴で出席した時は周りから"さすがメンカラじゃん笑!"って言ってもらえたのがなんか嬉しかったです笑2年で状況がこんなに変わったんだなあ、みんな岸くん知ってる…!って実感しました。

何百人もジャニーズJr.がいてその中でデビューに辿り着くのって本当に一握り、応援していたジャニーズJr.のデビューを一緒に迎えられるなんて、ジャニーズのファンがたっくさんいる中でほんの少しだと思うんですよ。そんな貴重な経験をさせてくれた岸くんに感謝しています。ジャニーズJr.の岸優太くんを応援していた思い出は心の中の宝箱にずっとしまっておきたいです。

---デビューする前とした後でみさとぅ〜さん自身が変わったことはありますか?

デビュー前にあった"この現場行かないと一生後悔するかも!"みたいな強迫観念に迫られることはなくなりました。この現場デビュー発表あるかも!?と思ってそれを見届けたい気持ちがすごく強くて…なのにデビュー発表は結局番協っていう…(笑)でもそのおかげでいい意味で力が抜けた気がします。

周りからよく岸くん降りたの?って聞かれるんですけどそんなことはないです!チケットが取れないだけ!(笑)

露出も増えたおかげで現場に限らず楽しくオタクができるようになったので幸せです。でも!演技のお仕事が来てないのが納得できない!!!!20代、今の岸くんの魅力を映像作品でぜひぜひ残してほしいです…、

 

この人達をもう一列前、照明の当たるところに立たせたい。

 

---SHOCKという共通点はありますが、事務所の中でも特殊な枠にいる"ふぉ〜ゆ〜"、応援し始めた経緯を教えてください。

まず、ふぉ〜ゆ〜を認識したのは岸くんを好きになってからで、最初は岸くんに親切にしてくれる面白お兄さん達、という印象でした。その後、少クラでパフォーマンスを観てえ!?かっこいい!すごい!となってパフォーマンスも見るようになりましたね。KinKiのDVDは母のおかげでたくさんあったので探すのに苦労はしませんでした。あと、CBCラジオで今も放送中の"ふぉ〜ゆ〜のぴたラジ"これがすっごい面白くて!元々ラジオをよく聴くのでお便りも送るヘビーリスナーになりました。滝CHANnelも面白くてスマホで観れたのでよく観てました。でも最初はあくまで部外者というか、"大好きな岸くんと仲良しの先輩"という枠だったんです。

 

---なるほど、応援したいというよりもシンプルな"好き"の対象だった

そうですね、最初はふぉ〜ゆ〜楽しいから好き!って感じでした。

担当を名乗るようになった大きなきっかけが2つあって1つは滝CHANnelの「ふぉ~ゆ~の手紙回」2014年の3月に公開されたふぉ~ゆ~がふぉ~ゆ~に宛てた手紙を読む回です。私の持っていたふぉ~ゆ~のイメージを覆すものでした。のらりくらりとしている面白お兄さんたちの過去の苦悩、今どんな思いで4人でやっているのか、赤裸々に綴られた手紙を読む姿を観て、熱い、熱すぎるふぉ~ゆ~の思いに触れて、この人たちを応援したい、と思いました。2つ目は2015-2016のジャニーズカウントダウンのアンダルシアに憧れて。あんなにダンス上手いのに、振り付けだって完璧で、すごく曲にも合っているのに、ふぉ~ゆ~は最後列でライトがぎりぎり当たらないような場所にいました。それを観た時にこの人達をもう一列前、照明の当たるところ行かせなきゃ、と思ったんです。実は初主演舞台、壊れた恋の羅針盤のチケットを取っていたのに急に行けなくなって紙切れにしちゃったのがトラウマで、ふぉ〜ゆ〜とは縁ないのかな〜なんて思ってたんですが、カウコン観てそんな気持ちは吹っ飛びました。この人達を応援する!と決めてお正月に掛け持ち宣言しました。

 

---かなり熱い思いを持って応援し始めたんですね。応援し始めてどうでしたか?

同じ事務所なのに岸くんとの違いに正直びっくりしたところもたくさんありました。ちょっと言いづらいんですが、1番びっくりしたのが集客、初めて観に行った4人の主演舞台"縁〜むかしなじみ〜の大阪公演、空席があったんです。岸くんの現場はいつも満員でチケットを取るのも一苦労、当日券があったとしてもすごい倍率で、高額転売が当たり前でした。いま考えると舞台っていうのもあったのかもしれませんが、ふぉ〜ゆ〜はチケットすぐ取れて当日券でもスムーズに入れることがカルチャーショックで…1公演だけ観て帰るつもりがあんまり気軽に行けちゃうから当日券を増やしました。

あと、現場の居心地のよさ。デビューうんぬんやマナー違反も少なくない現場に疲れてしまった時、なんにも考えず、ただただ与えられるエンターテインメントに浸れる避難場所でした。

 

---なるほど、"空席がある"ことがカルチャーショック、ジャニーズならではですね。

最近ジャニーズが出ていないミュージカルとか舞台も行くようになったのですが、満員御礼の公演って思っているよりも少なくて…縁のある劇場の方がジャニーズの舞台はファンの方の集客が見込めるから助かる…みたいなことをおっしゃっていたのも印象的です。

今ではふぉ~ゆ~の公演のチケットもかなり取りづらくて毎回カレンダーとにらめっこしながら調整しています。4人一緒に仕事している時はまだいいのですが、個人で舞台に出たりしているときは本当にてんやわんやで財布もスケジュール帳も嬉しい悲鳴をあげています。

最近は全然ないのですが、地元公演は地方なのと、わりとキャパ広いところですることが多いので、友達家族みんな誘ってます。おばあちゃんと観に行ったこともあります(笑)いつか博多座に4人舞台で帰ってきて、満員御礼の札をみる日を夢見てます。

 

---最初はふぉ〜ゆ〜担、それから辰巳担になったわけですが、なにか理由があったんですか?

実に掛け持ち宣言してから1年以上箱推しをしてました。岸担時代はグループに執着しないオタクでしたが、逆にふぉ〜ゆ〜は4人でいるふぉ〜ゆ〜が大好きでした。特別な1人がほしい!という気持ちはずっとあったんですけどね…初めて書いたファンレターも4人宛のものをリーダーの福ちゃんに出しましたね。

 

---そんな中で辰巳雄大さんを選んだ理由は?

箱推ししていた時に辰巳くんが単独で出演していたそれいゆを観に行って、人生初で今まで唯一の最前列でした。辰巳くんの役は主人公を裏切る人間らしい弱さのある役でした。上演が終わり、カテコも終わり、はけるタイミングでがっつり目を合わせて手を振ってくれた時、心臓がドキッとして…!役とのギャップでうわーアイドルだわ!やられたわ!と帰りに友達と騒いでました。その次の現場が4人主演舞台GACHI、自然に辰巳くんを追っていて…あ、これやられたな…と思いそのあたりから担当を名乗ってます。我ながらチョロくて単純で笑っちゃいますよ。去年のふゆパラで披露された" Thank you for your love"で"目が合う度 falling into your love"って歌うもんだからもう好きです。はい。(笑)

 

---狩人に撃ち抜かれたんですね(笑)

そうなんです。でも今では人間性にもどんどん惹かれていて辰巳くん担当にしてよかったなっていつも思います。

 

---どういうところですか?

めちゃくちゃアイドルなんです。根っからのアイドル。熱くてまっすぐで見てるこっちが恥ずかしくなっちゃうくらいに。そんな辰巳くんを観てると私もがんばろう!と常に前向きな気持ちになれるんです。あと、すごく優しくて気遣いができるところ、メンバーにもスタッフさんにも共演者さんにも、そしてファンにも気遣える、今回新型コロナウイルスの影響を主演舞台がとても受けることになったんですが、会場に来た人、来ないと判断した人、どちらも尊重するようなコメントをいつもしていて、すごく信頼できるな、と改めて思いました。

 

---残りの3人の好きなところも教えてください。

 まず福ちゃん、福ちゃんは振付が天才です。性格は適当そうに見えて真面目、何かあった時とそうでない時もほしい言葉をくれるのは福ちゃんで、包容力を感じます。あとミステリアスな部分があって独特の世界を持っています。連載の文章もすごく面白くて興味深いのでいつかエッセイ書いてほしいですね。

次にこっしー、ふぉ〜ゆ〜の切り込み隊長だと思ってます。大物芸能人の前でも物怖じせず、配信やラジオで微妙な空気になっちゃった時もぶっ込んで笑いに変えてくれるので安心します。それに嫌味が一切ないのもすごいと思います。いろんな意味で爽快!さわやか!そしてサービス精神の塊。セルフプロデュースもめちゃくちゃ上手くてこれからがより楽しみです。

最後にマツ、ふぉ〜ゆ〜の宝です。意識して動けない、取り繕うことのできない、潜在的な部分が天才…こんな人にはなかなか出会えませんよ。それを本人が自覚していないところもいい、でももっと自分が魅力的であることに気づいてほしいです。演技面でもすごく存在感があって、4人主演でいうと23階の笑いの喜劇王マックス・プリンス、SHOW BOYの中国人マフィアなんかすごくハマっていました。あと昨年の秋みたSHOCKの一幕終わりの"コウイチーーーッ!"もすごくぐっときた…。

 

未開の道を歩くということ

 

---ふぉ〜ゆ〜への熱量が高くなった理由はなんですか?

彼らが見せてくれるエンターテインメントが好きだからです。いつ行っても、何を観に行っても120%の力で見せてくれる、手を抜かない、面白いものを届けようとする、それが1番の理由です。2017年のGACHI、博多座公演で福ちゃんが"みんな9000円払ってきてくれてるんだろうそれだけ稼ぐのに何時間働かなきゃいけないんだ俺は誰よりも楽しむぜ!みんなも9000円分楽しもうぜ!!!!"みたいな煽りがすごく心に残ってて(笑)チケット代がいくらとかどの席も一律とか知らないのが当たり前だと思うんです。そんな中でお客さんがワンステージいくら払ってみてるっていう意識があることに驚いたし、信頼できるなって思いました。アイドルとして正解かはわかんないですけど(笑)

 

---すごい煽りですね(笑)

本当ですよね(笑)福ちゃんのこの煽りでめちゃくちゃ沸いて、一つギアをあげて盛り上がれたから楽しかったです。

 

---ふぉ〜ゆ〜といえばデビューもせず、かといって個人で活動する俳優班でもなく…唯一無二の道を歩いてるように思いますが、その辺りはどうお考えですか?

新しいことは好きなのでわくわくしますね。ジャニーズ応援しててこんな経験するとは思わなかった…!ってことがよくあります。新しいもの好きなので楽しいです。

ただ事務所が扱いに困ってるな〜と感じることはあります(笑)でも彼らがそれを悲観することなく楽しく、むしろ前向きに利用してやろうくらいの気持ちでいてくれるのでしんどさはあまりないです。

今までにない道を歩いているとつまづいたり、失敗したり、悔しい思いをしたりすることがあると思うんです。それがファンに見えるところはたぶんほんの一部でその何倍もいろんな思いしてると思います。でも、立ち止まらない強さがある、常に平和で安定というよりもトライアンドエラーの繰り返しであってほしい。だからここだけの話、TLが騒ついてるとちょっぴりわくわくします。

 

---わくわく…どういうことですか?

もちろんメンバーが傷ついたり嫌な思いしているのは私も嫌です。あと10年経ってもネタにできないような出来事も嫌。でもコンテンツにエラーがあるってことは伸びしろがあってもっと良くなったりいろんな人に知ってもらえたり…ある意味チャンスだと思うので。

だから、私ははふぉ〜ゆ〜が安心してトライできるようにいつも味方でいたいと思っています。胡散臭い評論家みたいなこと言っちゃいましたね(苦笑)

 

一緒に夢を叶えたいアイドル

---そんなふぉ〜ゆ〜の強みってなんだと思いますか?

難しいけど…2ついいですか?

1つは4人で能動的に動けるところ、これは事務所が与えている環境も影響してるかもしれません。もちろんある程度自由にできるのは今までの信頼もあると思いますし、売り出し方でもあると思います。最近の#ふぉゆちゃれ なんかもそう。Johnny's Smile Up!Projectもトニトニも参加できてないんですけど、自分達で発信できるLINEを使って動画を作ったり写真を送ったり…誰から言われずともやることから自分達で決めて動いています。

現場で言うと"ENTA!シリーズ"、歌とコント以外台本なし!という大胆なショーですが、初日2週間前に曲を増やしたり(別の舞台の公演中)、毎公演違うOPを日替わりで"当番ゆ〜"が決めてたり構成から関わっていたり…よりよいものにするために妥協なく、大人と相談できるっていうのは強みですよね。特技の欄に直談判って書いたらいいと思います。昨年の秋のふゆパラもそもそもやる予定なかったのにタッキーから"ふぉ〜ゆ〜する?"って聞かれて急遽決まった、って聞いてファンでも驚きました。どんだけ自由やねん(笑)

もう1つは抜群の物語性があるところ、ほんっとになかなかうまくいかないんです、ふぉ〜ゆ〜って。全然新規の私ですらこんなことある?ってすでに何十回も言ってます。

エモいストーリー、悔しいストーリー、面白いストーリー…多種多様にいろいろ思い浮かびます。でもそれが人間らしいというか、自分と重ねることができます。いい時も悪い時もあって、でもなんとかなるし、今は笑えなくてもいつか笑い話になるか!と前向きになれたことが何回もあります。

 

---王道じゃないジャニーズ、ふぉ〜ゆ〜を好きになる前と好きになった後でジャニーズへの見方は変わりましたか?

う〜ん、質問の回答の前に正直個人的にはふぉ〜ゆ〜はジャニーズ王道じゃないとは思ってないです。

 

---そうなんですか!?意外です…!

歩いている道は王道じゃないし、キャラクターもキラッキラで手の届かないアイドル像とはちょっと違うんですけど、やってることはめちゃくちゃジャニーズだと思います。舞台で活躍していてストレートプレイからミュージカルからショーまでなんでもできる、トラブルもさらっと解決できる、舞台で生きるジャニーズらしい人たちですよ!去年発表された新曲" Thank you for your love"なんて初めて聴いた時これ  Let's go to earthじゃん!ジャニーズじゃん!って1人騒ぎました(笑)誰からも同意はされなかったけど(笑)

 

---それでは改めてふぉ〜ゆ〜を好きになる前後でジャニーズへの見方は変わりましたか?

基本的に変わらないです。でも、前はジャニーズに夢を見せてもらっていたのが、ふぉ〜ゆ〜とは"一緒に夢を叶えたい"と思っています。ただのファンの立場で"一緒に"って言うの私少し苦手でした。あくまで本人ががんばってるのを見せてもらってるのにそんなこと言うのおこがましい気がして…。私なんかが一緒になんて言えないから夢を叶える過程をちょっと覗かせてね、みたいな気持ちでした。でもふぉ〜ゆ〜好きになって、どんな時もくじけなくて、"みんなもがんばって、俺らもがんばるから"ってずっと言い続けてくれた結果、ふぉ〜ゆ〜と夢を叶えたいと思ったし、自分自身もがんばって、自分自身の夢を叶えようと思いました。

 

---ふぉ〜ゆ〜好きになってよかったですか?

よかったです!大人になっても夢見ていいよ!楽しいことたくさんあるよ!完璧じゃなくたっていいじゃない!って教えてくれたから、これから先の人生が楽しみになりました。私にとってお手本にしたいかっこいい大人です。

 

心に残る記憶と幸せを求めて

 

ーーージャニオタをしていて1番楽しい瞬間はいつですか?

やっぱりいい現場に入れた時ですね。舞台にしてもショーにしてもコンサートにしても「あ、今すごく幸せだ」ってしみじみ思う瞬間があります。同じ時間空間を共有できるって本当に贅沢なことだと今実感しています。映像化しない現場に入ることが多いからこそ記憶や感情が鮮明に残るのかな…?いつも考えてるとか意識的に思い出すとかいうよりもふとしたときにじわーっとでてくるんです。

この時の記憶や感情を走馬灯として見られたらいいな…みたいな。上がりまくってる私のハードルを軽く超えてくる自慢の自担たちなのでこれからもそんな記憶が増えていくのが楽しみです。

 

ーーーでは最後にそんな自慢の自担達にメッセージをお願いします。

改めると照れますね(笑)色々話しましたが、私の1番の願いは"あなたの人生が幸せなものであること"です。いつも自分が幸せになれる道を選んでください。そして大きくなっていくあなたをずっと応援してます。いつもたくさんの愛をありがと☆★って感じです!!!!!

 

楽しそうに笑ったり、何かを思い出すように涙を浮かべたりしながら話す様子は彼女のジャニオタ人生を表しているような気がしました。

 

次回はどんなお話が聞けるのか。乞うご期待。