この愛の行方は

岸優太くんとふぉ〜ゆ〜に夢中なジャニヲタの日記兼人生のメモ帳

SHOWBOY愛してる

SHOWBOY愛してる芸人です。

ここ数週間SHOWBOY愛してる以外の言葉を忘れました。

SHOWBOYの曲を作っている和田さんのVoicyで

ライブイズショータイムはこのSHOWBOYの世界での大ヒットソング、という設定

って話をしてまして、、、むりすき!これ以上SHOWBOY好きにさせないで!おかしくなる!!!!!って気持ちになりました。

 

SHOWBOYミュージカルなんですけど、突然歌い出す感がないタイプのミュージカルで日常とか起こる事象の中に歌が入っている、歌とストーリーが地続きになってると感じます。そんな中この"ライブイズショータイム"を4人が歌うシーンだけは象徴的というか…本当に起こっているシーンなのか心情を表現しているのか、

照明もほわーっと全体を包む感じで他のシーンとは違う気がする、、、

そんなふわっとしている感じが初演からすごく好きで印象的なシーンでした。

 

裏方:主演ダンサーに"お前はお前の仕事を全うしろ、俺は俺の仕事を全うするから!"を伝えて一人になった後

ギャンブラー:"人生は変えられるの?"に対して"見ればわかるだろ(変えられない)"と答えた後

中国人マフィア:なりたかった自分とはかけ離れた姿に我に返って"何やってんだ、俺…"の後

見習い:試験に落ちて船を降りることになる、ステージに立つダンサーの練習を見つめた後。歌の後に"いや…無理"

 

たまたま豪華客船に乗り合わせただけの4人、面識なく、バックボーンも事情も知らない4人、でも、確かに同じ時を生きている、そんなシンクロニシティをこの曲を通じて感じることができます。どちらかというと楽しいシーンというよりも悲しいシーンに使われているのもなんだか泣けるんです。

またこの大ヒットソング"ライブイズショータイム"開演直前のアナウンスのBGMやバーのシーンの店内音楽にも使われていたり…

 

何より最後に最高の幸福の中4人と支配人で歌う" There’s No Business Like Show Business"はライブイズショータイムのリプライズのようで…

 


SHOWBOYって誰かに出会って、誰かの力で人生が動き出す。そんな作品だなあと思います。

今ってあんまり人に会ったり、新しいものごとに直接出会ったりするのが難しい時代じゃないですか、遠いところに住む家族にさえ1年半近く会えてないし、いろんな事情があって会えない友達もいるし、今までなら興味が湧いたら簡単に行けてた場所にもいろいろ考えると尻込みしちゃって行けなかったり…

不要不急って言われてしまえばそれまでなんですけど、そうやって直接もらえるパワーって特別ですよね。

私も、次大切な人に会えた時に、その人の人生は変えられなくても、ちょっとだけどいい方向に向けられるような生き方をしたいなあとSHOWBOYを観て思いました。

 


初演観た時は、こんな感想持たなかったな〜と思ったんですけど、当時周りをみる余裕なんて1ミリもなくて本当自分1人で生きてる!自分しか頼れない!私は!私は!って精神状態だったなあと。でも今は本当人がいないと生きられないし、誰かと繋がって生きていきたいみたいな気持ちになってるから、SHOWBOYの中の繋がりに目がいったのかも…?本当に印象に残るシーンとかセリフとかが初演と再演じゃ全然違ってびっくりする。これは再再演も楽しみです!!!!

10年20年と続く作品になりますように。本当におじさんになるまでつづけてね。ふぉ〜ゆ〜好きになってよかったーーーーー!