この愛の行方は

岸優太くんとふぉ〜ゆ〜に夢中なジャニヲタの日記兼人生のメモ帳

自粛つれづれ

 

私は所謂エッセンシャルワーカーです。

今までほとんど変わらず電車を使って出勤しています。車内の変化は社会を表しているようで、2月3月の頭くらいまではマスクを着けている人が半分以下だったのに、時が経つにつれて全員マスクになって、そのあとは電車に乗る人自体が減り、いつも座席戦争が勃発してる満員電車に揺られて帰っていたのに、スカスカの車内、人が並んでいないホーム、ある意味とても快適な通勤ライフを送れています。

それが当たり前になった頃、1ヶ月後にはまた満員電車に乗ることが日常になっているのかなあとふと気づきました。隣の人が肩が触れるくらい近い距離にいて、友達と会ったらおしゃべりをして、何も気にせず手すりに掴まって立って…学生時代から8年間同じ路線に乗り続けていたのに8年間繰り返したあの日常が戻ってくるのが想像できません。

 

学生時代からよく行っていたあんパンの美味しいパン屋さん、やっとの思いで友達が開いたバー、社会人になってちょっとふらっとで寄れるようになった立ち飲み屋さん、お気に入りの服屋さん、気になってたお茶屋さんとその隣にある雑貨屋さん、この1.2ヶ月、身の回りだけでこれだけなくなってしまいました。

 

大好きな非日常だった舞台もどんどん中止が発表されて辛いです、、、

2020年は地元の劇場でも観たい作品が山ほど上演されるし、私好みにキャストスタッフ揃えました?って聞きたくなるような新作もあってすごく楽しみにしていたのに…1年やり直したい気持ちです。

日比谷銀座の現場の時は必ずといっていいほど泊まってたカプセルホテルからもキャンセルをお願いされる電話が来て丁寧に謝罪されて"また落ち着いたらお世話になります〜"なんて電話口で話していたのに数週間後に破産申請したことがニュースになっていてとてもショックを受けました。何もわかってなかった。

落ち着くまでは我慢、こんな状況じゃ仕方ない、何回も何回もこの言葉を言い聞かせるように唱えてきたけれど、落ち着いた時に私の好きな日常も非日常もちゃんとそこにあってくれるのでしょうか…?

初めて国に投書したり、クラファンに参加してみたり、投げ銭してみたら、こんなことが起きなければやらなかったであろうことにも手を出しはじめました。

 

新型コロナウイルスの影響は遠くからだんだん近づいてきて気づいたら自分の当たり前を大きく変化させていました。いい変化もあるとおもいます。でも戻ってこないものに虚しさとやりきれなさを感じずにはいられません。

想い出は今を越せない、いろんな人のおかげでそんな日々が続いていたからずっと信じていられたのに最近は1年前に戻りたい、永遠に去年の6月から12月の半年をループしたい、そんな風に思ってしまいます。

 

新しい生活について考えないといけないのは分かってるけど、今はもう少しだけ目の前の優しさとか楽しさに甘えさせてほしいです。

 

明日も働きます。