ボロボロボットって知ってます?
ボロボロボットって知ってます?
GACHIの一部分です。
かの有名な堂本光一さんにでれっでれの笑顔で福ちゃんのロボット好きなんだよ〜って言わしめるボロボロボットです
クリエでやってる時にレポでロボット??となり、雑誌の舞台レポートでまるでバ○ライトイヤーみたいな福ちゃんをみて謎は深まり、、、
博多座に来て、その全貌がやっと見えたわけですけれども…
すっごく共感しました!わーかーるー!って叫びたくなって、そして楽しい楽しいGACHIの中で唯一涙が出そうだったのもここでした。
全体の感想が書き終わりそうにないので、大阪公演前にボロボロボットについてだけ先に少し書きます。
「いいこと思いついた!マツ行くぞ!」
と意気揚々とでて行った福ちゃん
福ちゃんの自由さが羨ましい、福ちゃんのこと大事にしてね、なーんて話していた矢先に暗転ののち登場するのは…
バズ○イトイヤー福田さんと困惑してるマツ
「 なんで人間は同じ人間にこんなにも優しくないんだろう、これを着てたらなにをされても平気だ!独りぼっちって幸せだなぁ〜」
自分を守るためにロボットになってしまった福ちゃん
一人で楽しく気楽にでもちょっぴり寂しく世界中、宇宙まで旅をします。
気づけば臆病になっていた
世界は窮屈になっていた
だから自分を守るためにロボットになった
僕は独りで生きていける
明るい歌なのになんだか皮肉で悲しい…
そこに攻撃してくる人間たち
(ボス軍帽紫吹さん、GACHIガールズ、辰越)
そしてトイレからやってくるヒーロー松侍
「面と向かって本音を言えば傷つけられる、人と同じじゃないと傷つけられる、そんな時代だ!だがな、俺は信じ続けるぜ!」
「俺の人生最低だった!何にも残っちゃいなかった!でも1つだけ辞めなかったことがある!人を信じることだ!誰かに手を差し伸べてみろ!人間の手はあったかいぜ、心が軽くなるぜ!俺も人間、お前も人間だ!!!」
人間と戦う松侍、数に負けてやられている状況に、福ちゃんがロボットを脱ぐ。
そして、マツの前に立ちはだかり、体を張って助ける
「かっこいいか?俺」
でマツはけて日常に戻る
大体の流れはこんな感じですが、間に泣いちゃうマツ、戸惑う辰越、殴る越岡、ドS辰巳など見所は満載なんですが、それはみなさん自分の目でお確かめください…!
この殺陣、SHOCKにも関わっている諸鍛治さんが監修しているだけあってめっちゃ見応えあります!!!!
SHOCKを観てると大人数の殺陣に慣れていますが、少人数だからこそ、一人ひとりが光っていてすっごいかっこいい!!!(死んだ語彙力)
舞台中央から登場して斬る辰巳くんかっこよすぎるし、完全悪役顔な二人もやっばいです
シアタークリエ『GACHI~全力 entertainment 4U~』
生きてると楽しいことよりもキツかったり、嫌だったりすることの方が多いよなぁ、けど、その楽しいことがこんなに楽しいんだったら頑張って生きるか!と思っている私
人を信じるってキツイなぁ、難しいなぁ、ある意味ではその人のことを期待するってことだからエゴなのかもしれない。
他の人に期待しない、簡単信じない、距離をとる。
この文章みたら超人間不信みたいだけれど、みんな心のどこかにある思いなのでは?
福ちゃんは目に見えるロボットの鎧で自分を守ったけど、社会に生きる人は、目に見えない殻を作って傷つかないように守ってるんですよね
信じてた人に裏切られたら辛いから最初から信じない、やりたいことあるけど、反対されたり、バカにされたくないからしない。
そんな思いを打ち砕くのがマツ
マツのセリフが「もう辞めてやるって何度も言ったけど、本気では思ってなかった、辞めたら何も残らないと思ったからだと思う。」 って言ってた手紙と重なって( ; ; )
マツのまっすぐな想いに心を打たれました。GACHIは本当にずっと楽しい舞台だけど、がらっと空気を変えて、ここだけは本当に毎回心の奥にぐっときました。
福ちゃんの人間らしい部分とマツのマツらしい部分が本当に素晴らしく仕上がっております。
さぁ!明日から大阪公演です!!!
新歌舞伎座!!!お近くの方、こんなブログじゃなにもわかんねーよ!って思った方、チケット好評発売中です!
GACHI ~全力entertainment 4U~|公演情報|新歌舞伎座
いってらっしゃーい!